Web系エンジニアとは?仕事内容や求められる資格・スキルについて解説 | 静岡・愛知×エンジニアに特化した転職サイトby Achieve Career

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Web系エンジニアとは?仕事内容や求められる資格・スキルについて解説



Web系エンジニアは現代の生活において欠かすことのできないWebに関するサービスやシステムを作成する仕事です。
ここ十数年で需要が飛躍的に増し、将来的にも揺るがないニーズを持つであろうWeb系エンジニアの仕事について、主な仕事内容や、求められる資格・スキルを紹介します。
Web系エンジニアへの転職に興味のある方は参考にしてみてください。


Web系エンジニアとは

Web系エンジニアとは、主にWebサイトやWebアプリケーションを開発する職種です。
Webについての知識やスキルを活かして、Webシステム構築・サービス設計をします。
昨今では、AmazonをはじめとするECサイトを大勢の人が利用していたり、TwitterやInstagramなどのSNSが情報発信・情報収集において重要な場になったりと、Webまわりのサービスが人々の暮らしと切り離せないものになっています。
今後もその需要と重要性はますます高まるといえるでしょう。

そんな需要のあるWeb系エンジニアですが、目指すためには熱心に勉強し、様々なことを覚える必要があります。
システムやテクノロジーは日進月歩で、新しい技術が常に生まれ、それに伴いユーザーニーズも時代や環境の影響も受けながら常に変化しています。
Web開発を第一線で続けるためには、新しい技術を身に着けてアウトプットするためのたくさんのエネルギーが必要だと言えます。
一般的には企業に所属して働きますが、技術力の汎用性の高さから、フリーランスのエンジニアとして生計を立てる人もいます。

Web系エンジニアの仕事内容

ここからは、Web系エンジニアの仕事内容について見ていきましょう。
厳密に言えば、もう少し細かく区分けもできますが、大きく3つの役割を紹介します。

フロントエンド業務

「フロントエンド」とは、ユーザーが実際に目にする領域のことを指します。
例としては、スマホアプリの画面部分や、Webサイトの画面部分等です。
この役割を担う技術者のことを「フロントエンドエンジニア」と呼びます。
フロントエンド業務では、主にはブラウザで機能する種類のプログラミング言語を用いて「このアイコンをクリックすると、この画面が表示される」などの動きを設計します。
基本的には、WebデザイナーやUI/UXデザイナーが決定したページデザインやレイアウト、インターフェース等を、実際に動くかたちに落とし込んでいく作業となります。

バックエンド(サーバーサイド)業務

バックエンド(サーバーサイド)とは、ユーザの目には触れない、サーバー側の処理機能のことを指します。
この役割を担う技術者のことを「バックエンドエンジニア(サーバサイドエンジニア)」と呼びます。
バックエンドでは、フロントエンドとは異なり、サーバで機能する種類のプログラミング言語を用いて開発します。
アプリケーションの ”動作そのもの” を実現する役割を担うので、高い技術が求められるとても重要な業務です。

プロジェクト管理業務

これは、Web系エンジニアに限った話ではありませんが、Web系システムの開発においても、一つのシステムを作り上げる為には、開発をマネジメントする役割も必要になります。
そうした役割を担う技術者のことを「プロジェクトリーダー:PL」や「プロジェクトマネージャー:PM」と呼びます。
開発の方式によっては、同様の責任を担う役割を「スクラムマスター」と呼ぶケースもあります。
これらの役割が担う責任としては、主にQCD管理、スコープ管理、要員管理(育成を含め)など、プロジェクト規模に応じて様々。
(QCDとは、クオリティ、コスト、デリバリーの頭文字を指し、いわば品質・費用・納期と訳せます)
開発~導入・運用といった工程まで一連の流れの中で役割を変えますが、プロジェクトの責任者 や 各機能の責任者 ともいえる立場だけに、成果物が依頼内容通りの機能を提供し、ニーズを満たしているか? を把握している事を前提に、ユーザテストや運用設計等まで担当する場合もあります。

Web系エンジニアの苦労

Web系エンジニアは需要の高い仕事ではありますが、「キツイ仕事」であるといわれることがあります。
Web系エンジニアは、本当に大変な仕事なのでしょうか。そのような評判となっている理由を説明します。

スピードが求められる

Web系エンジニアは、常にスピーディーに仕事に取り組むことが求められます。
Webシステムやアプリケーションを開発する際は、「アジャイル開発」といって、設計・開発・テストの一連の工程を、短い期間で何度も反復しながら、システムを作っていくかたちをとることが多いです。
ユーザを巻き込み、素早く開発と実装を繰り返しながら、急な仕様変更にもスピード感をもって対応するスタイルなので、仕様の合意状況によっては残業が多くなるケースも。

常に勉強し続ける必要がある

Web系エンジニアに限らず、IT業界は日々アップデートされていて、開発言語がバージョンアップされたり、開発方法のトレンドが変化したり、新しい技術が生まれたりします。
ただ、その中でもWebの世界は、より日常化が進み、ユーザが増えた影響もあり、進化の早い分野と言えます。
そのためWeb系エンジニアは常に勉強し、自分の技術を高めていくための努力を続ける必要があります。
現場で求められるスキルで満足していたら、いつかエンジニアとして仕事ができなくなる日がくるでしょう。
今の時代に求められている新技術を習得し続けることが、エンジニアとして成功するためには大切なため、その分負担もかかります。

属人化により業務量が増えることがある

これもWeb系エンジニアに限った話ではありませんが、システム開発の世界においては、それぞれの持つスキルが異なるため現場が属人化状態に陥ることがよくあります。
特定の人しかできない内容の仕事がある場合、その人に業務が集中してしまう特徴があります。

客先常駐という働き方

IT業界ではよくある話ですが、場合によっては客先に常駐して働くことがあります。
これは、対象となるシステムの気密性やセキュリティ上の都合も影響しています。
特に、受託開発や請負開発といった形で、お客様の注文に応じてシステム開発を手掛ける会社に勤める場合は、こうしたケースが発生しやすい特徴があります。
期間はプロジェクト次第ですが、会社が受注したシステムに応じて、さまざまな顧客先で開発に従事するといった事も起こり得ますので、働き方や人間関係、各種のルールなどが環境により変化します。
そうした働き方は、人によってはストレスを感じるでしょう。

Web系エンジニアに求められるスキル

ここまでWeb系エンジニアの概要について紹介してきましたが、実際に目指す場合、どのようなスキルをつけておく必要があるのでしょうか。
ここでは求められるスキルについて紹介していきます。

HTML・CSSのスキル

HTML・CSSの知識は、Web系エンジニアにおいて必要なスキルなため、必ず身につけておきましょう。
Webの基本的な動作やレイアウトを作るための、最も初歩的なスキルです。

プログラミングスキル

Webで用いられるプログラミング言語を扱えることが求められます。
また、上記の言語を用いて開発をしやすくする手法としてフレームワークやライブラリの利用方法も習得しておくことが有益です。

<Web系開発で用いられる代表的な言語 と フレームワークやライブラリ>
・Java(Spring、Struts、Play Framework 等)
・PHP(Laravel、CakePHP、FuelPHP 等)
・C#(.NET、Blazor 等)
・JavaScript(React、Angular、Vue.js、Ember.js 等)
・Ruby(Ruby on Rails、Sinatra 等)

ソースコード管理のスキル

Web系の開発では、適宜開発した経過や結果をWeb上で反映して点検することが可能です。
それだけに、複数名での開発においては、誰が今どのバージョンのソースを扱っているのか? は重要です。
それぞれのプログラムを結合して、一つの機能として成立させようとしたときに、他人が作っているプログラムのソースの最新verをそれぞれが把握していないと、データの受け渡しなど様々な問題が発生します。
またエラーが起こった原因の特定にも、より時間がかかってしまうという問題があります。
だからこそ、ソースコード管理は重要。
そんなソースコードのバージョン管理に用いられるツールとして、GitやSVN(Subversion)があります。
ソースコードのバージョンを管理することで、不具合が起きた場合に、前のバージョンに戻すことで不具合を対処することもできますし、上記のような混乱を予防することも可能です、
昨今のWeb開発においては、業務効率化のために広く扱われているため、Gitについてのスキルを持っておくと役に立つでしょう。

論理的思考力・コミュニケーションスキル

上記のような技術的な知識・スキルをつけることのほかに、一般的なビジネススキルも必要です。
まずは、論理的思考力をつけましょう。
システムの構築のためには、あらゆる事象を分析して工程を組み立てる必要があります。
論理的に状況を考えてアクションをとっていくために、ロジカルシンキングができることが大切です。
そして、コミュニケーションスキルも欠かせません。
エンジニアは、開発を進める上で大勢の人と関わります。
特に、システムについて話す際には、細部まで認識のすり合わせを徹底する必要があるため、綿密なコミュニケーションスキルが求められます。

Web系エンジニアにおすすめの資格

Web系エンジニアになるために、必須とされている資格は特に必要ありません。
ただし、取得していることで自分のスキルを証明になる資格はいくつかあります。
転職の際にも有利になるので、チェックしてみてください。


基本情報技術者/応用情報技術者

基本情報技術者は、エンジニアとしての最低限の知識・技術を保証する、基本的な内容の資格です。
応用情報技術者資格は、より難易度の高い内容が問われる試験で、ハイレベルなスキルを証明することができます。

Javaプログラミング能力認定試験

Javaは汎用性が高く、様々な開発現場で用いられる言語です。 それだけに、身につけておくと有利な言語。 Javaプログラミング能力認定試験は、Javaのスキルがどれくらいあるかを測り、プログラミング能力を認定する資格です。
3級~1級に分かれており、3級は入門者向け、2級は簡単なプログラマレベル、1級は上級者レベルです。

HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験は、HTMLの最新版であるHTML5のほか、CSS3、JavaScriptなど、コンテンツ制作における最新の技術を問う試験です。
基礎的な技術が問われるレベル1と、最新のマルチメディア技術などが問われるレベル2の、2段階のレベルが用意されています。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験とは、動的なコンテンツ作成に用いられるプログラミング言語・PHPに関する技術を証明する資格です。
難易度は、初級・上級・認定ウィザードの3段階あり、正式にPHPのスキルを証明する、唯一の認定試験です。
そのためPHPについての技術レベルを証明したい場合には最適な資格といえるでしょう。

その他の資格について

上記のほかにも、さまざまなプログラミング言語に関する資格が存在します。
特に頻繁に用いられる言語については、資格をしっかり持っておくと技術の証明になり、転職の際に有利になるでしょう。


Web系エンジニアへの転職ならエンジニアコネクト

Web系エンジニアとは、Webページや、スマホアプリ等を作るエンジニアで、ここ十数年で急激に需要が高まっている職種の1つです。
Web系エンジニアとして活躍するには、日々進化する技術や知識を常にアップデートすることが必要になります。
必須の資格はありませんが、技術を証明するための資格がいくつかあります。転職を考えている際には、資格を持っておくのがおすすめです。

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